2015年2月23日月曜日

RMT業者逮捕のニュースについて考える

RMT行為にばくれつけん

先日、ドラクエのタイトルロゴを無断で使用したとしてリアルマネートレード(RMT)業者が逮捕されるというニュースがありました。

◇ニュース記事
「ドラクエ」ロゴ無断使用でRMT業者を逮捕 全国初


RMT業者が逮捕されるのは全国でも初ということもあり、なかなかに激震の走るニュースでした。

というわけで、改めてリアルマネートレード(RMT)について考えてまいりたいと思います。


まず、リアルマネートレード(RMT)についてのおさらい。

RMTが何なのかというと、読んで字のごとく、ゲーム内のアイテムや通貨をリアルな(現実の)マネー(お金)とトレード(交換)することを指します。
ゴールドなどを現実のお金で購入して手に入れることです。

RMTを行うと運営の予期しないお金の流出などが起こるためゲームバランスの崩壊へとつながるため、禁止としているネットゲームがほとんどですね。

公式でもお知らせされてます

しかもそういったRMT販売用のゴールドは、禁止されているbot(自動戦闘)や、犯罪行為である不正アクセスによって入手されていることも多いです。

RMTを利用することは、ゲームバランスの崩壊や、はたまた犯罪行為への手助けすることになるということを肝に銘じましょう。売る方だけではなく、買う方も悪です!

業者がいるからバザーの結晶装備とかが売れるんだよ~なんて言う方もいますが、業者がいなければいないなりの経済がちゃんと形成されて儲けることはできるので、目先の利益に踊らされないように。



で、本題です。

今回検挙されたのは「アットベンチャー」という業者。現在はすでにサイトは閉鎖されています。
この業者はドラクエX以外にもFF11、FF14などのゲーム通貨も販売していたようです。


今回の逮捕理由は『「ドラゴンクエスト」のタイトルに酷似したロゴを無断で使用した』という『商標法違反』。

RMTを行ったことではなく、うちのロゴの商標権を侵害しやがってこのやろーという理由での逮捕です。

だって今のところRMTを取り締まる法律なんかないからね!

RMT禁止はあくまでゲーム側の規約であって、法律自体では何も禁止していません。

もしかしたら「ゲーム内のデータは運営会社のものだから、うちの会社のデータを勝手に販売した」とかいう理由で訴えることもできるかもしれませんが、それを行った事例はないようなので現状の法律では難しいのでしょう。

そこで今回利用したのが商標法。RMT自体を取り締まれないからこっちで痛い目見せて潰してやろうということだと思います。


今回の一件がスクエニが警察に直訴したのか、警察独自の判断によるものかはわかりませんが、RMT業者駆逐の第一歩となるのではないでしょうか。

とはいえ、法律の及ばない海外で運営している業者も多いでしょうし、RMT自体での取り締まりではないのでイタチごっこのような状況が続くかとは思います。。。

まずは私達プレイヤー自身がこういったRMTに手を出さないようにすることから始めましょう!


ダメ!ゼッタイ!RMT行為にばくれつけん!




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